ボーイスカウト長岡一団ローバー隊による、第六回おうちスカウティング配信です。
土日でできる“おうちスカウティング案”を毎週金曜日に提供します。
今回のテーマは、少し脱線して「野営炊事のコツ-洗い物編-」です!
朝起きて、乾かしていた食器を触ったらべとべとだった…。キャンプあるあるの一つですね。スカウトは、何度もこの様なつらい経験を経て大人になっていくのです。本日は、私たちの経験から、ボーイ世代に知ってほしい洗い物のコツを伝授します。
コツ①―お湯を沸かす
定番ですね。油に限らず、多くの物質は冷たい水よりも暖かかい水に良く溶けます。洗い物をはじめる時間を計算して、お湯を準備できると次のプログラムにスムーズに進めます。食事を始める前に、班長はお湯沸かし担当を決めておきましょう。
コツ②―少ない水で洗う
とても大事なスキルです。水くみは大変です。何度も水くみしていてはプログラムの時間も食いますし、班員がボイコットします。少ない水で洗える知恵はとても大切です。
まずは、バケツを複数用意して、汚いものから順々に洗うバケツをかえる方法が挙げられます。鍋にとぎ汁をためておいてこれを利用するのもよいでしょう。
また、すすぐ水の量を減らし、すすぐ回数を多くするという小技もあります。汚れを100 mlの水を使って一回ですすいだら、汚れの濃度は1/100。20 mlの水を10 mlに分けて二回ですすいだら。これも汚れの濃度は1/100(1/10×1/10=1/100)です。(※計算を簡単にしています。大体イメージできればいいので)。実際にはこんなに理論通りに汚れは希釈されませんが、ずーっと水を長しっぱなしで洗うよりも、断然少ない水で洗えます。是非、おうちで試してみてください!
洗い物がスムーズにできれば、火にあたってぼーっとできる時間が増えます。
効率的にぼーっとするためにも、洗い物スキルはマスターしてください。
長岡一団ローバー隊
古い記事へ新しい記事へ