長岡第1団の歴史

長岡市は、昭和20年(1945年)8月1日、第2次世界大戦の米軍機B29による空爆により市内の80%が焼け野原となり、県下唯一の戦災都市となりました。
長岡第1団は昭和23年(1948年)復興の槌音の響く戦後の混乱期に『明日の日本を背負って立つ青少年の育成こそが急務である』と故長尾弎麿先生(元県連副連盟長)、故笠輪勝太郎先生(元長岡市議)の情熱と献身的なご尽力により準備隊として発足、翌24年10月にボーイスカウト長岡第1隊として日本連盟に登録し発隊(団)しました。発隊当時は想像を絶する窮乏生活でした。スカウトは寺院や悠久山公園の清掃、マッチ工場のアルバイト等で得た資金で1隊32人収容できる旧軍用テントを購入し、初めてのキャンプを体験しました。

略年表

西暦 元号 出来事
1931 昭和6 長尾弎麿先生龍谷青年健児隊入隊
1932 7 長尾弎麿先生北陸実修所・柏崎道場入所、日曜学校開設し班制度を取り入れる
1948 23 ボーイスカウト長岡第1隊誕生(準備隊)
1949 24 ボーイスカウト日本連盟登録(10月)
1950 25 第1回北信越大会参加(柏崎市・長岡市)
1951 26 長岡ロータリークラブより長岡1隊隊旗の寄贈を受ける
1952 27 第1回2級スカウト合同野営参加(佐渡)
1954 29 ロータリークラブよりユニホーム・テント等の寄贈を受ける
1956 31 第1回日本ジャンボリー参加(長野県軽井沢) 《 以後第16回まで連続して参加 》
1958 33 発団10周年・第2回北信越大会参加(新潟市~佐渡)
1959 34 第10回世界ジャンボリーに森輝昭参加(フィリピン)
1960 35 この頃、鼓笛隊により長岡祭等に参加
1964 39 西本願寺本派ハワイ派遣に長尾団委員長、神保太郎参加(8月)
1964 39 シニアスカウト隊(5月)・カブスカウト隊(10月)日本連盟登録
1965 40 台湾親善交流派遣団で樋口栄治参加(8月)
1967 42 第3回韓国ジャンボリーに長谷川賢二参加(8月)
1968 43 発団20周年記念式典挙行(11月10日長岡市厚生会館)
1969 44 第3回北信越大会参加(新潟市五十嵐浜~佐渡)
1971 46 第13回世界ジャンボリー参加(静岡県朝霧高原)
1974 49 西本願寺アメリカ開教70周年派遣 長尾英昭、長谷川賢二、神保三郎参加
1978 53 発団30周年記念式典挙行(11月19日長岡商工会議所)
1979 54 発団30周年記念団合同キャンプを実施(8月守門村福山)
1980 55 中央共同募金会表彰受賞(長年の歳末助け合い共同募金)
1983 58 長尾弎麿団委員長 叙勲受賞 【勲四等瑞宝章】 児童福祉、社会福祉に尽くされた功績
1986 61 ビーバースカウト隊日本連盟登録(4月)
1988 62 姉妹都市フォートワース市代表団歓迎式(8月長岡市市民公園)
1989 平成1 姉妹都市フォートワース市親善訪問団参加(指導者9名スカウト12名)・10NJ参加を要請
1990 2 フォートワーススカウト10名来岡(ホームステイ受け入れ)長岡祭りに参加後10NJに参加
1992 4 英国「ポーチャー92国際キャンプ」に5名参加(英国リンカンシャー野営場)
1993 5 栖吉町に団キャンプ場用地を取得
1995 7 第18回世界ジャンボリーに小林秀幸、中山玲生参加(8月オランダ)
1996 8 英国「ポーチャー96」に程内圭、星野智洋、梶山貴文参加
1997 9 日本連盟75周年記念『全国友情自転車リレー』に参加(三国峠県境~湯沢駅前)
1998 10 第12回日本ジャンボリーに参加(秋田県北秋田市・森吉山麓高原)
1999 11 ★哀悼★ 長岡第1団創設者 長尾弎麿先生2月4日逝去(新潟連盟副連盟長)
1999 11 長尾団委員長を偲ぶ会を開催(3月28日)
2000 12 新潟連盟結成50周年記念事業『日本海大会』参加83名
2000 12 発団50周年記念式典挙行(11月5日長岡市市民体育館)
2001 13 発団50周年記念事業『栖吉団キャンプ場記念碑除幕式』(6月10日)
2001 13 UNITE2001青春紀行に団から遠藤リーダー、BS隊五百川俊哉、荒木洋平が参加(英国ハンバーサイド)
2002 14 13NJ参加のエジプトスカウトたちが来岡交流会を催す(7月29日1団本部)
2003 15 第9回日本アグナリー参加15名 (石川県)
2004 16 ※新潟県7・13水害発生被災者救援ボランティア立ち上げ支援活動参加 ※10月24日17時56分中越地震M6.8最大震度7発生『ボーイスカウト中越地震復興プロジェクト』に全国から支援のため来岡
2004 16 中越大震災の募金を実施
2005 17 パキスタン地震の募金を実施(11/6)
2007 19 能登半島地震の街頭募金を実施(4/1)
2007 19 世界スカウト運動100周年記念事業①指導者研修隊キャンプ②新潟スカウトラリー参加
2007 19 ※中越沖地震発生 地震復興プロジェクト参加奉仕 ※第14回福島県野営大会参加38名(猪苗代湖畔)
2007 19 県事業「みどりの森100年植樹」に参加(東山ファミリーランド)
2009 21 ★哀悼★ 長岡第1団2代団委員長 長尾英昭先生1月9日逝去
2009 21 新団委員長 穂積秀機氏就任(4/1) ※県連60周年記念新潟県スカウトラリー参加
2009 21 10月、四郎丸地区防災訓練奉仕(ロープワークコーナー担当) 以後毎年奉仕
2009 21 9月、長岡市主催「子どもフェスティバル」奉仕(モンキーブリッジ担当)
2010 22 第15回日本ジャンボリーに参加(静岡県朝霧高原)
2010 22 東日本大震災の街頭募金を実施(3月20日、26日、27日)
2010 22 東日本大震災により長岡市が設置した避難所においてベンチャースカウがボランティア活動に参加(4月市立南部体育館)
2012 24 ベンチャースカウト安部稔康くん富士章取得
2013 25 第16回日本ジャンボリーに参加(山口県きらら浜)
2014 26 ローバー隊の辰口智太くんが隼章を取得
2015 27 9月、ガ島・ビルマ戦没者慰霊祭に参加 平和宣言を担当(百聞堤) 以後毎年参加
2016 28 台湾地震街頭募金を実施(2月)
2016 28 熊本地震街頭募金を実施(5月24日、29日)
2016 28 米山連盟長推戴式に参加(3/20県庁)
2017 29 米山連盟長を囲む集いにBS・VSが参加(3月21日)
2017 29 ビーバー隊体験集会を実施。多くのビーバースカウトが入隊
2018 30 西日本豪雨災害募金を実施(8月4日)
2018 30 ビーバー隊用に物置を購入。どんぐり保育園に設置(8月)
2018 30 第17回日本スカウトジャンボリーに参加(石川県珠洲市)
2019 31 花角連盟長推戴式に出席(3/21)
2019 31 カブ隊が悠久山公園100歳記念プロジェクトさつま芋植えに参加(5月12日)
2019 令和1 新潟連盟70周年記念キャンポリーに参加(9/21~9/23 胎内市 県少年自然の家)
2019 1 団の統一したネッカチーフを作るため、検討を始める
2020 2 全国的に新型コロナウイルス感染が拡大する(3月)。3月以降、日連・県連から活動の自
粛要請がされる。我が団は集会会場を東部保育園から四郎丸コミュニティーセンターに変更するなどの対応をするが、4月以降活動を自粛することが多くなりオンラインによる対面しない集会が多くなる。体験集会を実施できず、新規の入隊者は無い状況であった
2020 2 団総会コロナのため中止 県連「リスク監視員制度」を提唱
2020 2 この年に計画されていた県連行事及び団行事が軒並み中止となる
2020 2 長岡市のコロナ対策事業の「市民活動団体奨励金」83,000円の交付を受ける(8月)
2020 2 コロナによる閉塞感を克服するため「コロナに負けない!宣言 竹灯に願いを」を団で実施(10月10日東部保育園駐車場)
2021 3 長岡地区合同ベンチャー隊を設立(4月19日)
2021 3 オリンピック聖火リレーボランティアに参加。リーダー・保護者7人(6月4日南魚沼市)
2021 3 団の新ネッカチーフが誕生。上進式でスカウトに贈呈(5月15日)
2021 3 コロナ感染予防のため、1人用テント10個を購入
2021 3 スカウトの日行事として、「シトラスリボンプロジェクト」を実施。(9/19~26 アオーレ長岡)
2022 4 保護者から新たなリーダーが各隊に就任。BVS隊佐々木補助者、CS隊水澤副長、BS隊中村・大崎副長、広報担当に高橋・佐野さんが就任。(4月1日)
2022 4 長尾団委員長の厚意により、栖吉に新たなキャンプ場用地を取得。先のキャンプ場を「谷のキャンプ場」新キャンプ場を「風のキャンプ場」と命名する
2022 4 第18回日本スカウトジャンボリーはコロナのため、各県と中央の分散開催となったが、県大会は中止となる。中央大会(8/4~8/10東京)には県代表2名のメンバーとして、水澤瞬翔くんが参加する
2022 4 団大野営大会を実施する(10月8日 風のキャンプ場)団委員・OB・保護者・全スカウト約70人が参加する
2023 5 長岡技科大研究室に来ているロビンさん(ベルギースカウトリーダー)と交流。日本のお正月遊びなどを一緒に楽しんだ
2023 5 募集チラシを3,000枚作る。市内のコミセン・図書館・アウトドアショップ・東光会保育園幼稚園卒園生などに配付。学校やスーパーなどに掲示を依頼する